1-3 形容動詞

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1-3-1 形容動詞

 「不思議な」という言葉を例に、形容動詞の活用形を示します。

表1 「不思議な」の活用形
語形アクセント
推量 不思議‐やろう ●●●‐●○○
連用 不思議‐に ●●●‐●
不思議‐で ●●●‐●
過去(完了) 不思議‐やった ●●●‐○○○
終止 不思議‐や ●●●‐○
連体 不思議‐な ●●●‐○
不思議‐や ●●●‐○
仮定 不思議‐なら ●●●‐○○
不思議‐やったら ●●●‐○○○○

 連体形を除いては共通語と大差ありません。
 連体形には「な」語尾と「や」語尾の2つがあり、共通語と様相が異なります。
 「や」と「な」の使い分け方としては、

  1. 名詞に続く時は「な」 例:「不思議なこと・不思議な人」等
  2. 「ので」に続く時は両方。 例:「不思議やので」「不思議なんで」等
  3. 「のに」に続く時は「や」 例:「不思議やのに」等
  4. 助詞に続く時は「や」 例:「不思議やなあ」「不思議やで」等
  5. 助動詞に続く時は「な」 例:「不思議なようや」「不思議ならしい」「不思議なそうや」等

 となります。共通語では語幹に直接つく「らしい」「そうや」が、京都では連体形「な」を介してつく場合もあることにご注意ください。


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