5-1. 錦明朝かな

目次

錦明朝かな

「錦(にしき)明朝かな」は、明朝体の仮名文字専用フリーフォントです。CID-keyed OpenType/CFF形式で作られています。
 現行版では、次のUnicode値の範囲のグリフ(文字図形)を収録しています。

 オールドスタイルの仮名で、ウェイトはMS 明朝とだいたい合うようにしてあります。

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錦明朝かな version 1.110(20120422版)の使用許諾条件

  • 錦明朝かな(以下「本フォント」)は無料かつ無保証です。
  • 使用に際しての制約は特にありません。商用・非商用問わずご自由にお使いいただけます。
  • 本フォントを改変することにも特に制約はありません。
  • 改変したものを配布することは、以下の条件が守られる限りにおいて認められます。
    • 本フォントとまったく同じ名前で配布せぬこと。
    • 改変したフォントのサポートを、本フォントの作者に転嫁せぬこと。
  • 本フォントを有償製品に直接添付する際は、改めて承諾を得ていただく必要があります。ただし組込の場合はこの限りではありません。
    連絡先メールアドレスはトップページ最下段に記載されています。
  • 以上の条件は本フォントの本版に対してのみ適用されるものであり、将来の版には異なる使用条件が適用されることもありえます(このことは、新たな使用条件が過去の版にまで遡って適用されうることを意味しません)。

Snapshot版

 改良中の次版候補です。使用許諾条件は上記正式版のものに準じます。

Version 1.110からの変更点

  • 字面が小さすぎるグリフに対する修正。
  • 小さい仮名をボックスの外側へ4%移動。
  • ひらがな「あ」のグリフを変更(見本帳から離れ、3画目の始まりを2画目と離す形へ)。
  • ひらがな「そ」のグリフを変更(見本帳通り、1画目と2画目とを繋げた形へ)。
  • ひらがな「ま」のグリフを変更(見本帳から離れ、1画目が2画目より長い形へ)。
  • 他、グリフの調整。

 Windows 2000以降のWindowsに標準で備わっている「フォントリンク」という機能を利用すると、「錦明朝かなに含まれていない文字図形(グリフ)はMS 明朝から自動的に補完する」ということが可能となります。
 いわばOSが擬似的にフォント合成を行ってくれるという便利な機能なのですが、あいにくユーザーインターフェースが提供されていないため、この機能を利用するにはレジストリを直接操作する必要があります。

 レジストリを不用意に操作すると、最悪の場合にはOSが起動しなくなることも起こりえます。そこでこの項では、レジストリのことを熟知なさっている方が、ご自身の責任の下にフォントリンク機能を使う場合のための情報を記すのみにとどめておきます。実際に試されて不具合が発生したとしても責任は負いかねますのでご注意ください。

  1. 場所:[HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink]
  2. 作成するデータの種類と名前:種類は「複数行文字列値」で名前は「Nishiki-Min-Kana-L」(鉤括弧は不要)
  3. データ欄への記入内容:「MSMINCHO.TTC,MS Mincho」(鉤括弧は不要)
    ※ただし「JIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージ」がインストールされている場合は、「MSMINCHO.TTC,MS Mincho」ではなく「msmin04.ttc,MS Mincho」とする(%windir%\fonts\msmin04.ttcが存在していたらインストールされています)。

今後の検討課題

今後の予定

 長期的目標として、漢字グリフも作って「仮名フォント」から「日本語フォント」にしたいという野望もあるのですが、作業量の膨大さの前に実現する見込みは今のところ立っていません。

参考文献

フォントの改訂履歴

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