5-A1. 錦明朝かな

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錦明朝かな

「錦(にしき)明朝かな」は明朝体の仮名文字専用フリーフォントです。

錦明朝かな version 3.004の仕様

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 錦明朝かなは SIL Open Font License 1.1 に基づいて配布されます(参考和訳[※外部サイト])。

 Regular←→Bold間はスタイルリンクによって結びつけられています。そのためRegular, Boldが両方ともインストールされている場合には、アプリケーションによってはフォント選択肢の中に「錦明朝かな Bold」が表示されないことがあります。このようなソフトでは、錦明朝かなを選択した状態で「太字/Bold」機能をオンにするとBoldに切り替わります。

参考文献

錦明朝かなの改訂履歴

 グリフ品質の改善、アウトラインの修正に関する記述は省略してあります。

既知の問題

1. Windows XP上のWord 2007で縦書き表示すると、Kana Supplementブロックの字(𛀀𛀁)が反時計回りに90度回転されて表示されてしまう。

 Word 2007がリリースされた時点でUnicodeのKana Supplementブロック(1B000..1B0FF)は未定義領域だったことに由来する現象と思われるのですが、どういう理屈で左回転してしまうのかは不明です。
 勝手に左方向へ回転してしまうのなら、予め右方向へ90度回転させたグリフを用意しておき、縦書き時にはそれを使わせるという方法も試してみたのですが、先述の環境ではKana Supplementブロックの文字に対して「縦書き時のグリフ置き換え(OpenTypeのvert, vrt2機能)」を行うこと自体ができないようで、根本的な解決策はいまだ見つかっていません。

 さしあたっての対処法としては次の2通りの方法があります。

  • まず回転してしまっている箇所を選択して「縦中横」を適用します。文字の向きはこれで直りますが、左方向への大幅なずれは残ったままです。これを直すために再び該当箇所を選択状態にして、「フォント」→「『文字幅と間隔タブ』の『位置』を『上げる』にしたうえで、『間隔』を『2.5 pt』に設定する」という手順を踏むことで、正常な状態に近づけられます。
  • U+1B000とU+1B001との2文字は、それぞれPUAのU+E000~U+E001にもミラーマッピングしてありますので、こちらを使用してみてください。

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